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● 〈オレンジレンジ〉パクリっぷりを徹底検証!
【過去の名曲をパクリまくって印税生活!?】オレンジレンジの大胆不敵なパクリ疑惑を検証する
低迷するJ-POP界の救世主・オレンジレンジの曲は、どこか懐かしさを誘うフレーズだなあと思っていたら……
えっ、これって、パクリ疑惑じゃないの？
最新アルバム『musiQ』が200万枚を突破するなど、飛ぶ鳥を落とす勢いの人気バンド、オレンジレンジ。そんな彼らに楽曲盗作（パクリ）疑惑が持ち上がっている。
昨年大晦日の『紅白歌合戦』（NHK）で歌った「ロコローション」の作詞・作曲の表記が、シングルＣＤの表記と異なっていたのである。
◎シングルＣＤの表記
“作詞・作曲 ORANGE RANGE”
◎『紅白歌合戦』の表記
“作詞・作曲 Carole KingGerry Goffin 日本語詞 ORANGE RANGE”
『紅白』での「ロコローション」の作詞・作曲家名が、1962年にリトル・エヴァが歌った「ロコモーション」と同じ表記になっていたのだ。
この件について、早速、オレンジレンジのレコード会社であるソニー・ミュージックエンタテインメント（以下、ソニー）に問い合わせた。
「『ロコローション』は、12月初めに発売された最新アルバム『musiQ』から表記を変更しています。ですから、『紅白』では適正に表記すべきと判断しました。表記変更の理由については、相手（EMI音楽出版、以下、EMI）のある話なので、公表しません」（ソニー広報チーム）
ソニーが明らかにしない表記変更の理由とは? EMIからソニーに対して、“パクリだ！”との激しい抗議があったのだろうか? EMIに事実関係を確認すると、「『ロコローション』を制作するにあたって、ソニーからサンプリングの打診がありました。そこで表記についても話し合いがなされましたが、調整に手間取りまして、昨年9月下旬に話がまとまったのです」（EMI広報室）とのこと。
サンプリングとは、曲の一部分を引用すること。その際、サンプリングソースをクレジットして、著作権使用料を払う。「ロコローション」は「ロコモーション」をサンプリングしたらしい。【註・（社）日本音楽著作権協会（JASRAC）には昨年9月からカバー曲として登録】
ただ以前、オレンジレンジのNAOTOは、こんなことを言っていた。「オレたちの中の合言葉は〈パクろうぜ!〉です（笑）。まずはカヴァーするんですよ。で、ここをわかんないようにしようとか、ここ使ったらバレるだろ、とか話し合う（笑）」（ 「bounce」03・12・25号 発行タワーレコード）
“バレるだろ”って、それってサンプリングか? どうやら彼らは“サンプリング”ではなく、確信犯的にパクリをやっているようなのだ。では、彼らの言う“パクリ”とは一体どんなものか?
まことに余計なお節介ながら、弊誌は“これはパクリ？”と思われる曲の一部分を譜面に起こしてみた。
（続きは本誌 P60〜P61で）
文: 板井のビンタ合戦
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。