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Kは前から問題視しているが郵便局の勤務実態は異常に酷いようである。
まずは、Kが前から指摘している「100時間レベルのサービス残業」が都会の局の方でも指摘されたようである。
http://www.geocities.jp/roudousya_net/newpage18.html
郵便局の職員は「給与は安いが仕事は楽」と思われている人もいるかもしれないので書いておくと、そんな事は全くない。
ある郵便局の実話だが、短期間に窓口の人が立て続けに変わった事がある。
定数削減によって正職員が一人減らされたのが、事の始まりだったらしいが、それによって、窓口のバイトさんへの後方のサポートが少なくなってしまった。(らしい)
その結果、今までやっていたバイトさんが、嫌になってやめてしまい。
その後、銀行でバリバリ窓口をやっていた。(結婚を機に退職した)銀行の窓口係の人とか、途切れないスーパーのレジ経験者とかと郵便の窓口のバイトさんに次々に採用したが、一ヶ月の間に4人も潰れて辞めてしまった。との事である。
民間企業より楽と思ったら大間違いである。
聞いた話では「役場から鞍替えしてきた職員さんは3日で辞めた」そうだし、「3日で登社拒否になった職員さんもいた。」らしい。
他の郵便局から来た副局長さんは一週間あまりで辞表を提出(慰留したそうである)したとの話しもあるし
来たその日に倒れてしまった役職者もいたようである。
(全ては「ある一つの郵便局の実態」である。)
そんな郵便局の定数を削減してしまうからバイトさんが立て続けに潰れてしまうのである。(窓口バイトさんが立て続けに変わったのは最近の話しです)
一つ書いておくと、農村部の郵便局は日が暮れないと「保険業務も貯金業務もできないのである」
自宅に集金などに行っても誰もいないし、作業現場に行ってもお金はもっていないのである。どうしても、その様な作業は6時以降にならざるおえないのである。しかし、郵便業務や窓口業務は決まった時間帯に稼動しているので結局は朝8時前から作業に入らなければならないのである。
単純にそう考えるだけでも、大体12時間(朝8時から夜8時まで)は働く事になる。休憩時間(ある職員は「昼飯など食う暇はない」とも証言しているが、取れたと仮定して)1時間を引いても「恒常的に3時間のサービス残業」になってしまうのである。
しかし、それは「まだ良い状態なのだそうである」夜6時から8時の業務(2時間の稼動)だけでは「集金などの必要最低限の業務」しかできないので「きついノルマのある営業」をするには更に遅くまで働かなければならないし、雪でも降った日には「朝8時の前に雪掻き作業が追加されるのだそうである。」
結果的には、地方の局は「都会の方での実態以上に悲惨な実態」になるようである。
それは、防犯システムの稼動時間を調べれば、すぐに分かるし、端末機の稼動時間を調べてもすぐに判明する事などで「上部は目を瞑って見ないフリをしている」とある人は証言する。
更に書いておくと「集配を行っている特定局」が一番悲惨なようである。
何でも、超勤予算というのは局別に配算されるのだそうであるが、集配を行わない郵便局にはある程度正当な賃金(少ないけど)が来るのに集配の局にもそんな2〜3人の局とたいした差がない予算(精々2〜3倍)しか来ないらしい。結果、「集配する郵便局の人が用事で集配しない郵便局に電話すると既に誰もいない事が多い」との証言もある。
勤務時間から業務終了時間は集配する郵便局の方が早い上、残業手当の多い「集配しない郵便局員の方が早く帰局するのは納得できない」との証言があるようである。(ただし、その集配しない郵便局の職員でも実態上の十分な残業手当など貰っていないらしい)
また集配する特定局にはまともな定員もないのに「普通郵便局(一般的に郵便番号が3桁だった郵便局)」と同じ監査チェック体制が求められるのだそうで、分課しているならばそれぞれの課長などが事業別に行う事を少ない(単純に3分の1だか実質は10分の1くらいの人員)役職者で全部行えと指示がされるようなのである。
普通郵便局ならば専門にそれをやる人を配置するから良いのだそうだが、集配する特定局では「自分の仕事(たっぷり8時間分の仕事をしながら)片手間にそれもしなくてはならないので結果的に非番や休日でも出てきて仕事しないと間に合わない」のだそうである。
色々書いてきたが、それでも「郵便局の実態には、ほど遠い」のだろうと思っている。
自殺した郵便局員さんの話をしまたが、その職員さんは前に投稿した記事
http://www.asyura2.com/0406/senkyo5/msg/671.html
において、協力して下さった職員であり、個人的な友人でもあった人です。
ハッキリ言って、Kより理論的考察が鋭く、論戦になればKは常に言い負かされる状況でした。ともかく頭が良く、非常な読書家で知識豊富な素晴らしい人でした。
まさか、自殺されるとはKも考えていませんでした。
ご冥福をお祈りすると共に、故人から生前聞いた話を中心にこの記事を書いた次第です。