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ラーメンブームも醒めそうで醒めない昨今、全国各地にラーメンコンプレックスが増殖を続けています。しかしながら、その実態は極めてお寒い状況です。経営的に安定しているのは老舗の「新横浜ラーメン博物館」のみといっても過言ではないでしょう。その他不振を極めるラーメンコンプレックスの多くが、ある企画会社のプロデュースによるものです。その名はビジュアルジャパン。首都圏だけでも「武蔵浦和駅前ラーメンアカデミー」「池袋ひかり町ラーメン名作座」「ラーメン甲子園」「小田原城下ラーメン宿場町」、そして最近ではお台場に「ラーメン国技館 東京場所」をオープンさせました。しかしながら、その内容は「系列店」のセカンドブランドやどこにでもあるチェーン店、都内に本店があるお店と魅力に乏しく、必然的に客足もまばらになっていきます。酷いのは、上述のコンプレックスで同じ店舗を使い回したり、ご当地ラーメンを捏造ししているという事実です。先日の週刊誌に、以前「武蔵浦和駅前ラーメンアカデミー」に入店していた立川の人気店「鏡花」の経営者が実名で同社を告発する記事が掲載されていました。誘致時は1日1,000杯は固いとか甘い言葉を並べながら実際はコンプレックスという箱を用意しただけで何もせず、客は半分以下で設備投資や人件費もペイできない有様だったといいます。おまけに手間隙をかけるラーメン作りは不要、割高の「鏡花」は相応しくないということで契約更新を行わないとの通告があったそうです。無論そんないい加減なことは職人としてできないということで、経営者も契約更新する気はさらさらなかったそうですが。
ビジュアルジャパンは同様の手法で三セク等に取り入り全国各地で「箱作り」を推し進めています。賢明なる消費者の皆さんは、お近くのラーメンコンプレックスの企画元に十分ご留意下さい。それが同社ならば、行く価値はありません。一ラーメン好きとしての見解ですが、一通り食べた上での判断でもあります。ご参考下さい。