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何となく思い付いたのですが「世界は末期状態」のような気がします。
現在世界は「最後の草刈り場である『中国進出』で競い合っている」というのがKの友人の話です。(その友人は会社の命運を背負って期限のない中国出張中です)
まあ、その友人からだけではなく、他の友人やKの実弟の話においても「同様な情報」を得ていますのでかなり正しい見方ではあるのでしょうがKはここに大きな疑問を感じます。中国の高度成長に依存しなければどうにもならない状況というのは「手術のできない末期患者」と同じではないでしょうか?
日本の企業の多くはここ十数年は「外国の高度成長を利用して何とか生き延びて来た」というのがKの考えです。Kの知っている会社の友人や実弟の話を総合して判断すれば「台湾」「韓国」「フィリピン」と食い尽くして、今「最後の市場を競い合っている」というのがKの分析です。
「最後と云うからには最後」なのです。正確には小さな国は多少残っているのでしょうが、それはほとんど無視出来るレベルの市場という事です。
「市場」と言えば聞こえは良いのですが、実際には「先進国と開発途上国との賃金の差額によって利益を得る」もしくは「製品が全国民に浸透する課程を利用して利益を得て」います。そうしなければ「(本国を含めて)企業が生き残る資金を生み出せないのが現状」なのです。
この時点で勘の良い人ならば「気付きます」
中国進出は「正常な長期的安定市場では無く」「短期的その場しのぎの市場」なのです。そして、それが世界に残った最後の望みだったのです。
本来ならば企業の取るべき道は2つでした。
1 「開発途上国の成長力などという不安定な要素は極力当てにせず、長期的視野で企業の基礎を安定させる経営を行う」
2 「現在の資本主義の競争原理を否定する考察から、企業として生き残れる道を切り開くような視点から企業を進化させる」
2 については「福祉や公共性、共済」というイメージから社会全体的な進化が必要と思いますが、今回はKは考察しません。既に、手遅れだと思うからです。日本の企業は開発途上国の成長力を「社会の進化力」に変換するようにしなければいけなかったのですが、そうはしないで、いたずらに「企業が死ぬのを延命する為に浪費してしまったのです。」
1 については少なくとも何人かの経営者は「外国の不安定な市場を当てにするようになっては終わり」と気付いていたのでしょうが、「世界の安売り競争こそ最大のサービス」という「押しつけの虚言という呪い」の前に「開発途上国を食い物にしながら延命する事によって打開策を模索する以外には道が無かったのです。」
結果が今日に至った訳です。おそらく、中国が食い尽くされるのに5年は掛からないでしょう。その後は「資本主義は滅びます」
進化の袋小路に陥って惨めに死に絶えるしか道は無いのです。
そこで、圧倒的大多数の人は「地獄を見る」でしょう。
黙示録の世界が目の前に迫っています(基本的にユダヤ系アメリカ人以外の人は救われないでしょう)。
以上「Kのつぶやき」より転載。
何度か書いていますが、Kのアイデア、考察はご自由に利用して下さってかまいません。
大抵はKオリジナルですので、Kが文句を書かない限りクレームは付きませんし、Kがクレームを付けることは常識の限度を超えての悪用でもない限りありえません。
以上です。