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卵価格なぜ高騰
激しい寒暖 ニワトリ“減産”
鶏卵の価格が再び高騰してきた。年明けに値が一服し、2月に反騰する形は例年通りだが、今年は当面、品薄感から高値が続きそうな気配だ。関係者の間では、この冬は寒暖の差が激しく、ストレスを感じたニワトリがあまり卵を産まなくなったという説が有力だ。 (山川剛史)
農林水産省によると、ニワトリは寒さには比較的強いが、気温が二度以下になったり、寒暖の変化が激しいと、産卵に大きな影響が出るという。
飼育数日本一の茨城県(千十四万羽)では、昨年十二月五日に二五度を記録。ポカポカ陽気が続いた後、年末には平均気温が二度前後と急に冷え込んだ。二月に入ると最低気温は零度以下になり、一日の寒暖差は一五度近い日が続いている。
冬場の寒暖差は八度前後で例年安定している愛知県(七百八十七万羽)でも、年明け以降は不安定。寒暖差が五度前後の日が続いたかと思えば、寒暖差が一〇度を超える日が七日もあった。愛知県田原市のある養鶏農家は「十二月中は頑張って卵を産んでくれたが、一月以降は気候のせいか、がくんと減った。今年はかなり少ない」と話す。
鶏卵の需給バランスを心配する全国農業協同組合連合会(全農)でも「鳥インフルエンザ問題で農家が産卵量の多い若鶏への切り替えを手控え、夏は猛暑、冬には急激な気温変化。これだけそろえば生産が減るのは当然」と指摘。養鶏業者らを中心に、緊急ヒアリング調査を始めた。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kei/20050216/mng_____kei_____002.shtml