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○野村證券は、独自の道を歩むための戦略を刻々と実行中。
これは、プラス評価です。
日本にとどまらないという野村證券の意気込みが聞こえてきます。
しかし、顧客ありての会社です。
果たして、日本に高度な金融商品を使いこなす消費者はいるのでしょうか?
心配です。
野村証券は英仏系の大手金融グループ、ロスチャイルドと提携することで最終調整していることが十四日明らかになった。日欧間を中心に、グローバルな企業の合併・買収(M&A)の仲介業務で連携する。日本の全上場企業の六割超と取引のある野村と、欧州に幅広い顧客網を持つロスチャイルドが相互に情報を共有、国境をまたいだM&Aの増加に対応する。
野村は国内だけでなく日本と海外を結んだM&A仲介を強化中。二〇〇一年には米投資銀行のトーマス・ワイゼル・パートナーズ・グループ(TWP)と資本・業務提携。ロスチャイルドとの提携で、日米欧を結んだ世界的なM&A仲介のネットワークを構築できる。ロスチャイルドは、欧州系の大手金融機関に比べ手薄な日本での投資銀行業務を強化する狙いがあるとみられる。十五日にも両社が発表する見通し。
三井住友フィナンシャルグループと、大和証券グループ本社が経営統合に向け調整を始めるなど、メガバンクが他の金融業態を融合する金融のコングロマリット化が進んでいる。証券業界最大手の野村は国際分野で最先端の業務ノウハウを企業に提供することで、金融コングロマリット化とは一線を画した独自の経営路線を明確にする。
米英系調査会社ディーロジックによれば、ロスチャイルドは昨年、公表ベースのM&A助言額で全世界で十位、欧州では五位の大手投資銀行。