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○日本とは、反省する箇所が違います。
http://news.searchina.ne.jp/2005/0214/business_0214_003.shtml
小売業界:海外企業との格差拡大、措置強化急務
発信:2005/02/14(月) 11:15:54
中国商務部商業改革司が発表した調査研究報告書で、中国の小売企業と外資系企業を比較した場合、拡張のスピード、コスト抑制、経営・販売技術、財政運営、ブランド価値、人材確保など六つの分野の能力が著しく劣っていることが指摘された。13日付で新華網が伝えた。
中国における流通業の国民経済に対する貢献度は低く、経済発展に順応していない。小売、卸売、飲食業のGDP(国内総生産)総量の貢献度はわずか8%。一般に、この貢献度は、先進国では1990年代に15%を超えている。また、中国では流通企業の大部分が中小企業で、競争力が薄弱であることなども問題視されている。
しかし、中国の対外開放が加速するにつれて、外資導入も増加。小売業界における競争も国際化時代を迎えている。世界小売トップ500のうち、およそ7割の企業が中国市場に参入しており、こうした海外企業と中国企業との格差が徐々に顕在化している。
中国企業は、経営管理理念、買付能力、物流輸送、情報管理レベルなどの面で、短期間の間に海外企業に追いつくことは難しいとされている。香港、澳門(マカオ)資本を含む外資系企業が中国市場に占めるシェアはわずか5%で、中国小売企業に対する影響力はそれほど大きいものではない。しかし、外資系企業は飛躍的な発展を遂げており、中国企業も小売業界全体の健全かつ持続的な発展を保証、促進するための措置を強化することが急務とされている。
中国の小売企業は競争力を高めるために、国際競争力の高い国内ブランドを持つ大型流通企業を育てることや、政府が企業政策を支援、各企業が発展戦略計画を立てるよう促すことなどが提唱されている。(編集担当:田村まどか)