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2005年02月14日(月)
京町家ファンドを創設 改修費助成し、町並み保全
京都市は14日、市民や企業などから寄付を募り、運用益を京町家の改修費助成などに充てる「京町家まちづくりファンド(仮称)」を2005年度に創設すると発表した。
ファンドを利用して京町家を再生、景観重要建造物に指定することで建て替えを防ぎ、京情緒あふれる町並みを守るのが狙い。
ファンドは、市が1億円を出し、寄付などで4億円を集める予定。市によると、計5億円で運用を始めた場合、町家1軒の改修費などとして100万−200万円が助成できるという。
京町家は戦前に建てられた木造住宅で、格子戸や土壁などが特徴。市内で約2万8000軒が確認されているが、市の昨年3月の調査では7年間で約13%減少していた。
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20050214/20050214a4400.html