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2月14日(月)-2月18日(金) 更新日:02/10
日経平均株価 11553.56(前週末比 +193.16)
TOPIX 1160.7(前週末比 +15.19)
http://www.morningstar.co.jp/stock/menu/weekly.asp
10-12月GDPを睨んだ動き
今週の見通し
今週の株式市場は10-12月GDP などを睨んだ動きとなろうが、外部環境の改善を手がかりに堅調な相場が続きそうだ。デジタル家電の失速から主力ハイテク株の動きが鈍い一方円高、原油高の後退など外部環境の改善が見られ下値不安が薄れつつある。また国内景気の鈍化も懸念要因であったが、先週末に発表された機械受注統計が良好な見通しを示したことで10-12月GDPに対する注目度が増している。GDPが市場の予想を上回るようなら国内景気に対する懸念要因も後退し株価は上値追いの動きとなろう。
先週の動き
先週の東京株式市場は個人投資家の旺盛な物色意欲を背景に堅調に推移した。週初は7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議を波乱なく通過したことで買い安心感が広がった。その後、高値圏でのもみ合いとなったが、週末に発表された機械受注統計が良好な見通しを示したことから先物を中心に上値追いの展開となった。
今週の注目材料
今週の国内経済指標は14日に鉱工業生産改定値、16日にGDP(10-12月)などが予定されている。注目度の高い10-12月GDPは、民間調査機関の多くが前期比年率0.4%前後を予想しており、横ばいの成長ペースにとどまると見られている。個人消費の動向などが関心を集めそうだ。また、企業の決算発表を見ると15日にSMC<6273>、ヒロセ電機<6806>、16日にダイキン工業<6367>、ダイフク<6367>、18日に三菱重工<7011>などが決算を予定している。一方、米国では16日に鉱工業生産・設備稼働率(1月)、17日に半導体製造装置BBレシオ(1月)などが予定されている。また、16日にはグリーンスパンFRB議長の議会証言が行われる。なお、主な企業の決算として15日にアプライドマテリアルズ、17日にウォルマート・ストアーズが発表を予定している(発表日は変更される可能性もあります)。
需給動向
需給面では、決算対策売りなどが懸念されるが個人投資家を中心に買い意欲は強く、株価が下押すようなら押し目買いの動きが活発化しそうだ。個人投資家は含み損益の改善から投資余力が拡大しており、積極的な買い手として今週もその動きが注目される。
為替見通し
為替市場では、今週の予想レンジを1ドル=103円〜105円と見る向きが多い。先週の円相場は歳出抑制を強調した米予算教書を手がかりにドル買いが優勢となり週末の円相場は1ドル=105円台半ばとなった。今週の円相場は日米のファンダメンタルズを睨んだ展開が予想される。国内では10-12月GDPが発表となるほか、米国では、グリーンスパンFRB議長の議会証言が行われる。足元、日米の金利差からドル優位の展開が続いているが、ファンダメンタルズ面から大きな変化が出る可能性が低く、円は弱含んだまま推移しそうだ。
週間タイムテーブル
国内 海外
2月14日(月) 鉱工業生産改定値(12月)
2月15日(火)
2月16日(水) 10-12月GDP
日銀金融政策決定会合 (米)鉱工業生産・設備稼働率(1月)
グリーンスパンFRB議長議会証言
2月17日(木) (米)半導体製造装置BBレシオ(1月)
2月18日(金)
モーニングスター 調査分析部
・ 本資料は投資判断の参考となる情報提供を目的としたもので、投資勧誘を目的としたものではございません。本資料は企業開示情報を始めとし、各種の信頼できると考えられる情報源から作成しておりますが、その正確性を保証するものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断でなさるようお願い申し上げます。
http://www.morningstar.co.jp/stock/menu/weekly.asp