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深刻さ増す「高齢者虐待」
高齢社会の到来を背景に、高齢者虐待は深刻さを増している。厚生労働省の社会保障審議会に提出された調査資料によると、全国約七百の特養施設のうち三割が「虐待がある」と回答。加害者の四割が施設職員、被害者は七割が認知症(痴呆)の症状のある患者だった。
京都市の病院では昨年十月、女性看護助手(30)が寝たきりの女性患者(76)ら入院中の高齢者のつめをピンセットではがしていたとして傷害容疑で逮捕される事件も起きている。看護助手は動機を「職場の人間関係のストレスがあった」と供述した。
自民党内では議員立法で、高齢者の権利擁護を目的にした「高齢者虐待防止法」を制定しようとする動きがある。検討されている法案は、高齢者虐待を発見した人に区市町村への通報を義務付け、自治体には自宅などへの立ち入り調査権限を与えることを内容としている。また、高齢者の財産を家族が不当に処分することも虐待にあたるとしている。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/13na1002.htm