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特別会計歳出、一般の2.5倍に――2005年度は205兆円超。2005/02/12, 日本経済新聞
財務省は二〇〇五年度予算案のうち三十一ある特別会計の状況をまとめ、国会に提出した。特会間の重複計上などを除いた正味の歳出規模は二百五兆二千億円。無駄減らしや財政投融資改革で前年度より二兆二千億円減ったが、一般会計の八十二兆二千億円に比べれば依然として二・五倍に上っている。
特会は国が実施する特定の事業や資金を管理する会計で、各省庁が管理するため無駄な支出が多いとの指摘もある。各特会の歳出を単純に合計した総額は年金や保険などの給付増を受け、前年度より二十四兆五千億円増の四百十一兆九千億円と膨れあがった。一般会計と特会を含めた国庫予算歳出総額は二十四兆六千億円増の四百九十四兆一千億円となった。
一般会計から特会への繰り入れは予算の硬直化などを招くとの批判が多い。来年度予算案では年金給付増や国債の元利払い費の増加で国債整理基金特会への繰り入れが増えたことなどで、前年度に比べ七千億円増の四十七兆七千億円が一般会計から繰り入れられた。
財務省は〇四年度予算編成から特会の無駄減らしに着手。同年度には約五千億円を節減したが、〇五年度は約三千二百億円にとどまっている。