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テーラー米財務次官:貿易赤字や中国、日本についてコメント (ブルームバーグ)
http://money.www.infoseek.co.jp/MnJbn/mn_jbntext.html?id=12bloomberg33aE36Kn0nN.WY
2005年2月12日(土)05時05分
2月11日(ブルームバーグ):ジョン・テーラー米財務次官(国際経済担
当)は11日、カリフォルニア州パロアルトでインタビューに応じ、米国の貿易
赤字をはじめ、国際通貨基金(IMF)が金を売却する可能性、日本経済につ
いて以下のとおりコメントした。
◎貿易赤字について
「12月の統計だが、赤字は縮小した。米経済自体は力強さを備えていると
考えている」
「われわれが期待するのは、米国以外の国の経済成長ペースが加速するこ
とだ。そうなれば貿易赤字縮小につながる」
◎中国問題と、民主党議員が提出した対中赤字削減を目的とした法案について
「柔軟性のある為替レートに向けた中国との協議には著しい進展がある」
「中国側は前に進みたい考えを示唆している。保護主義はこうした問題の
解決にならない。法案は保護主義的であるため、これが通過する可能性が低い
ことを願う。現在のやり方の方がずっと満足の行くものだ」
◎IMFが金を売却する可能性について
「IMFは金売却に関するリポートを作成する。現在のところ、われわれ
は売却の必要はないと考えている」
◎日本経済について
「成長重視型の政策を講じる際、増税は常に懸念材料となる。この数年間、
日本当局は金融政策や銀行の不良債権への取り組みで、良好な措置を取ってき
た。日本は問題の払しょくに努力してきた。日本はこの路線を維持すべきであ
り、税率引き上げは経済成長をもたらさない」
原題:U.S. Treasury's Taylor Comments on Gold, China, Trade Deficit 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:
(抜粋) {NXTW NSN IBRH290UQVI9
ニューヨーク 西前 明子 Akiko Nishimae anishimae3@bloomberg.net Editor:Yamahiro
記事に関する記者への問い合わせ先:
Simon Kennedy in London at skennedy4@bloomberg.net;
記事に関するエディターへの問い合わせ先:
Kevin Miller at kmiller@bloomberg.net.