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(回答先: 玉は村上が全て集めた。それをリーマン経由でライブドアに売っている。竹中的なペテン師的錬金術経済の終わりが近い 投稿者 TORA 日時 2005 年 2 月 11 日 15:17:41)
(2005/2/10) フジテレビの逆襲
http://members.at.infoseek.co.jp/J_Coffee/index.htm
2月10日、午後3時、フジテレビは、TOB条件の変更を公表します。参考4
注目のTOB価格は、据え置かれました。買い付け期限を2月21日から3月2日に延長し、買い付け株式数の下限を、発行済株数の50%超から25%超に引き下げました。 25%に引き下げたのには、深いわけがあります。商法第241条には、次の規定があります。
商法 第241条B 会社、親会社及子会社又ハ子会社ガ他ノ株式会社ノ総株主ノ議決権ノ4分ノ1ヲ超ユル議決権又ハ他ノ有限会社ノ総社員ノ議決権ノ4分ノ1ヲ超ユル議決権ヲ有スル場合ニ於テハ其ノ株式会社又ハ有限会社ハ其ノ有スル会社又ハ親会社ノ株式ニ付テハ議決権ヲ有セズ
難解な文ですが、「会社(フジテレビ)が他ノ株式会社(ニッポン放送)の株式を25%を超えて保有した場合、其ノ株式会社(ニッポン放送)は其ノ有スル会社(フジテレビ)の株式については議決権が無効になる」と解釈できるそうです。
フジテレビは、25%超のニッポン放送株を確保すれば、ニッポン放送が保有するフジテレビ株(22.5%)の議決権を封じ込められます。
この条文の精神は、「会社が他の会社を支配し、これを通して自己の株主総会で議決権を行使させることは、よくない」ということです。
上場廃止問題も、話題になっているので、ふれておきましょう。
株券上場廃止基準によれば、
「少数特定者持株数が上場株式数の90%を超えている場合であって、上場会社が当取引所が定める日までに当取引所の定める公募、売出し又は、数量制限付き分売予定書を当取引所に提出しないとき、その上場を廃止するものとする」
とあります。
3月末の株主分布は、注目すべきでしょう。
しかし、ライブドアが、 例えば20社に分散して、名義書き換えすれば、上場廃止は阻止できるかもしれません。
さて、今日のニッポン放送の値動きです。
3時直前、売物はごくわずか、比例配分狙いの買いが増加する中・・・
空から恐怖の大王(大株主売り)が降ってきます。
出来高約130万株(約4%)。
その後、株価は墜落します。
犯人は、いったい誰でしょう?
最後に掲載する一トレーダーさんの推理も興味深いと思います。
根拠のないまったくの憶測ですが、私は、堀江氏が犯人の気がしてなりません。
800億円の資金で、50%超の買占めは不可能です。
800億円÷(3280万株×50%)=4878円・・・この平均単価では買占め不可能
◆◆「TOB価格は上げず、長期戦を覚悟。ニッポン放送の上場廃止も辞さず」◆◆
◆◆とフジテレビから宣戦布告され、◆◆
◆◆ライブドアが慌てて利食い、戦線を縮小したという推理です。◆◆
◆◆ 「ライブドアは、今後、拒否権の1/3は死守するが50%はめざさない」と読みます◆◆
◆◆ 800億円のMSCBを発行したライブドア株は、買わない方がよいと思います。◆◆
参考にしたニュース
[1576] 4660 論理的推察 投稿者:一トレーダー 投稿日:2005/02/10(Thu) 18:45 [返信]
誰が150万株を売却したのかについてあらゆる掲示板であらゆる憶測が飛び交っているようですが。。
この株数をone shotで売れる可能性があるのは4人(保有している)。Fuji&大和連合。livedoor。村上氏。south eastern asset(SES)。」 現在TOBを実施中のFuji&大和連合はまず消去。これだけメディアを騒がして、買い増しを希望と述べているlivedoorも消去。J-Coffeeさん推測のようにlivedoorにタネ玉を提供したであろう村上氏もおそらく無し。残るはSESですが、先日の5%ルールで好評済みのように、1/19,20,21に合計84万株を売却しています。出来高を見てもわかるように市場で売却したようです。残り130万株強。 おそらくFujiからもlivedoorからも売却要請を受けたでしょう。Fujiからは5950.livedoorからは6000円台前半の価格で(livedoorが市場外で買い付けた値段)。livedoorから接触を受けた時点で、彼は気づきます。TOB合戦に発展する可能性に。21日以降静観し、出来高もめっきり減ります。そしてlivedoor参上!買い板が集まるのを待ちます。みごと8800円で持ち株全株売却完了。5950でもなく、6100でもなく。。。TOB慣れし、自らのファンド運用に全力をつくすファンドですから当然、そして見事な撤退です。
以上。