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経済総合
昭和シェル、サウジから取締役 主要株主の国営企業幹部
石油元売り大手の昭和シェル石油は、主要株主でサウジアラビアの国営石油会社サウジ・アラムコの幹部を非常勤取締役として迎える方針を固めた。3月の株主総会で選任する。世界最大の産油国であるサウジの政府が経営に事実上参画する形になる。一方、昭和シェルは同国との関係強化を、原油の安定調達につなげたい考えだ。
昭和シェルの筆頭株主で英オランダ系石油メジャーのロイヤル・ダッチ・シェルは昨年8月、保有する株式50%のうち約10%分をアラムコに売却。今年中にさらに約5%分を売却する予定で、アラムコの持ち株比率は約15%まで高まる。
サウジ政府は昭和シェルへの出資・取締役派遣を通して、日本市場への関与を深め、精製・販売事業のノウハウを吸収する意向とみられる。派遣するのはアラムコで関連会社などを統括する部門責任者になる見通しで、1〜2カ月に1度は来日して取締役会に出席するという。
11日09時19分 経済総合一覧
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