現在地 HOME > 国家破産38 > 827.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
偽造カード被害 犯人検挙待たず補償 UFJ銀が独自ルール
UFJ銀行は十日、偽造キャッシュカード犯罪に関して、警察などによる犯人検挙の前でも被害補償に応じる方針を明らかにした。独自ルールを策定、利用者に過失がないと判断した場合に補償する。犯人逮捕前の被害補償を明確に示したのは大手銀行で初めて。
多くの銀行は約款で、「利用者のカードや暗証番号の管理に過失がないと証明された場合に被害を補償する」と定めているが、利用者の過失の有無を判断するには、「犯人が検挙されるなどして、犯罪の手口が解明されること」が必要との見解から、銀行側が犯人逮捕前の補償に応じないケースが多かった。
UFJ銀は現行の約款は変更しないが、利用者の過失の有無については独自に被害者から事情を聴くなどして判断する方針。被害補償のあり方については今後、詳細な行内ルールを策定する。
「利用者に過失がなければ、前向きに補償を検討する」との基本方針を一段と明確にし、犯人逮捕前でも被害を補償するという踏み込んだ姿勢を示す。また、欧米の法律やルールのように、利用者が負うべき責任限度額を定めることについても、「ニーズを見極め対応を検討する」という。
全国銀行協会によると、偽造キャッシュカードによる被害額は昨年四−九月で四億六千百万円で、すでに前年度(二億七千二百万円)を超えている。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/11iti003.htm