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(回答先: 伊藤忠、オリコに700億円出資 みずほコーポ抜き筆頭株主に (産経新聞) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 2 月 10 日 15:40:16)
【夕刊キャスター】大証へラクレス
早期公開可能が売り 大阪経済振興に期待
ベンチャー企業など創業間もない成長過程にある企業の株式公開のために、大阪証券取引所が設置している株式市場。ギリシャ神話の英雄「ヘラクレス」の名を冠して、企業の力強い成長を表現している。
大証に一時設立された米ベンチャー市場「ナスダック・ジャパン」を平成十四年十二月に引き継いで発足した。現在百十二社(二月十日現在)の成長企業が株式を公開している。ヘラクレスと、東京証券取引所の「東証マザーズ」、それにもともと店頭公開市場として設立された老舗の「ジャスダック」が新興三市場と呼ばれる。
ヘラクレスとほぼ同じころに生まれた「東証マザーズ」には約百二十社が公開、「ヘラクレス」とは好敵手の関係だ。
このヘラクレスは、比較的、公開のための審査基準が低めで、ハードルの低いグロース基準では企業の純資産額(資本の部)が四億円以上、時価総額五十億円などのハードルを越えればよい。
マザーズに比べて公開のための審査が簡略化されるため、全国から企業が集まっている。百十二社のうち、九十社近くが本社は「東京」、地元の大阪は二十社程度だ。
このヘラクレスに、さきごろ、米国カリフォルニア州の医薬品ベンチャーのメディシノバ社が株式を公開した。日本の製薬会社出身者らが設立した企業だ。もともと東証マザーズでの公開を目指したが、早期に公開を実現しようとヘラクレスに乗り換えたという。
ヘラクレスの売買代金は十五年の一兆七百億円から十六年三兆七千百億円と高成長、大阪経済の振興が期待されている。(経済部編集委員 小城敬三)
http://www.sankei.co.jp/news/evening/11bus003.htm