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米ヒューレット・パッカードの女性会長が辞任
【ニューヨーク=北山文裕】米コンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)は9日、カーリー・フィオリーナ会長兼最高経営責任者(CEO)が同日付で辞任したと発表した。
当面はロバート・ウェイマン最高財務責任者(CFO)が暫定的にCEO職を兼務する。経営方針を巡る内部対立が背景にあると見られ、事実上の引責辞任と見られている。
フィオリーナ氏は米国で最も影響力のある女性経営者の1人。1999年のCEO就任後は、2002年に旧コンパック・コンピューターとの合併を主導したが、パソコン事業では米デルなどとの競争激化で苦戦が続いている。コンサルタント業務などへの多角化戦略も打ち出したが、経営戦略を巡って取締役会内部の不協和音も指摘されており、最近ではフィオリーナ氏の権限が縮小される可能性も指摘されていた。
フィオリーナ氏は同日、「経営戦略を巡る相違は残念だが、彼らの判断を尊重する」と指摘し、経営方針の対立が辞任の引き金となったことを明らかにした。
(読売新聞) - 2月10日1時56分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050209-00000216-yom-bus_all