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ブルームバーグニュース
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村上ファンドが西武鉄買収を提案、4300億円-銀行主導案に対抗(3) (ブルームバーグ)
2005年2月4日(金)15時01分
2月4日(ブルームバーグ):投資ファンドのM&Aコンサルティング
(東京都港区、村上世彰代表)はコクドなどの西武グループに対し、西武鉄道
の完全買収を提案している。1株1000円で株式公開買い付け(TOB)を実
施し、総額4300億円で買い取る方針。M&Aコンサルティングの池田龍哉総
務部長が4日明らかにした。
買収資金のうち、欧州のクレディ・スイス・グループなどの融資団が総額
3000億円強を融資する方向で検討中という。西武鉄道を鉄道部門とホテル・
レジャー部門、不採算部門に分割し、鉄道部門を単独で早期に上場させ、不採
算部門については売却を検討する。
虚偽記載問題に端を発して上場廃止に追い込まれた西武鉄道および同社グ
ループの事業再編は、メーンバンクであるみずほコーポレート銀行と東京三菱
銀行、三井住友銀行の主導で進んでいる。
グループ経営改革委員会は1月28日、コクドを分割して西武鉄と合併さ
せる再編案を発表。コクド向け債権の不良債権化を恐れる銀行側が、優良企業
である西武鉄道との合併を選んだとされる。これに対し、一般の西武鉄株主に
とっては不利との見方から村上ファンドは対抗案を2月3日付で出した。
村上代表はブルームバーグ・ニュースとの取材で、「鉄道事業は公益性が
高く、鉄道単独での事業改革が望ましい」と指摘。また改革委員会に対して、
「一般の株主と透明性の高い議論を行いながら我々の提案も検討して欲しい」
と述べた。
これに対し西武鉄道側は、「1月28日に発表されたコクドとの一体再生
案はすべてのステークホルダー(顧客・社員・株主)にご理解いただけるもの
考える」(広報担当の横田啓氏)として、村上案を却下する方針。
村上ファンドの西武鉄買収案については4日付の日本経済新聞朝刊が報じ
た。
記事に関する記者への問い合わせ先:
東京 竹本能文 Yoshifumi Takemoto ytakemoto@bloomberg.net
日向貴彦 Takahiko Hyuga thyuga@bloomberg.net
記事に関するエディターへの問い合わせ先:
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Copyright(c) Bloomberg L.P.
[ブルームバーグ]
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