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02/02 20:01 独失業者数が戦後最悪に 1月、初めて5百万人超す
【ベルリン2日共同】ドイツ連邦雇用庁が二日発表した一月の失
業者数は、前月比五十七万三千人増の五百三万七千人で、一九九八
年一月の四百八十二万三千人を上回り、戦後最悪を記録した。失業
率(季節調整前)は前月比1・3ポイント上昇し、12・1%だっ
た。
九八年に就任したシュレーダー首相は、当時約四百万人四百万人
台だった失業者数を半減させると公約していた。野党、キリスト教
社会同盟(CSU)のシュトイバー党首は「シュレーダー政権の決
定的失敗」と批判。今月二十日に行われる北部のシュレスウィヒ・
ホルシュタイン州議会選挙を前に、野党側は首相の政治責任を追及
する構えだ。
旧西ドイツ地域の失業率は8・3%で失業者数は三百二十六万六
千人、旧東ドイツ地域は17・7%で百七十七万一千人だった。
失業者数急増は、一月一日に導入された福祉改革に基づく規則で
、生活保護を受けていた二十万―三十万人が新たに失業者として分
類されたことが主因とみられる。クレメント経済労働相は地元テレ
ビで「劇的な数値だがパニックになる必要はない」と強調した。
ドイツでは、ヒトラーが権力を掌握した一九三三年には失業者数
が六百万人を超えていた。総労働力が少なかったため、当時の失業
率は30%以上だった。
20050202 2015
[2005-02-02-20:01]