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cy.org/globaliz/cultural/2003/0710starbucks.htm">http://www.globalpolicy.org/globaliz/cultural/2003/0710starbucks.htm
カフェ業界に詳しい中国人によると、紫禁城や豫園といった場所は、テナン
トの賃料が非常に高い。故宮博物館は5時で閉まってしまうため営業時間も普
通の商店街のテナントよりも短く、店の収入は多くない。それでも紫禁城や豫
園にオープンする理由の一つは、外国からの投資資金が集めやすくなるからだ
という。
スターバックスに限らず、中国で展開する小売業には、欧米のほか、台湾や
香港からの資本が多く入っている。台湾や香港では、小金を貯めた中小企業の
社長などが、中国での投資先を探し続けている。紫禁城や豫園の目立つ場所に
店を出すことで、そうした社長さんたちに存在を印象づけ「投資しよか」とい
う気にさせることができるのだという。
中国でのチェーン展開は急ピッチなので、資本が大量に必要だ。日々の売り
上げは少なくても、目立つ場所に出店したりして、投資家を一目で納得させら
れることが必要になっている。(故宮店は座席のほとんどない非常に小さな店
で、儲けより出店すること自体に意味があったという説明は納得できる)
http://travel.web.infoseek.co.jp/Cafe/Cafe/CafePeking1.html
日本でいうと、少し前に野球チームを買う買わないで大騒動になったライブ
ドアと楽天のやり方に似ている。物議をかもしても有名になれば、株式投資家
や金貸しの銀行から、職探しの大学生にまで注目され、資金も人材も質の良い
のが集まるようになる。日本でも従来型の企業はリスクを恐れて敬遠するが、
中国の企業や日本の若者企業は、広告を打つのに比べて安いし効果もある物議
をかもす戦略に魅力を感じるのだろう。
最近、中国のパソコンメーカーである聯想集団がIBMのパソコン部門を買
収してニュースになったが、これも世界からの資金集めには絶大な効果があり
そうだ。
▼スターバックスの隣に出店する「2番手作戦」
スターバックスが上海で展開している41店舗の中に、浦東の黄浦江の川べ
りの遊歩道に面した店(浜江店)がある。
上海は、揚子江の支流である黄浦江の河畔にある町で、これまでの市街地は
川の東側にあり、川縁が戦前の租界時代のモダンなビ