現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産38 > 603.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 4年連続で貿易額日本一 名古屋港、全国黒字の43% (共同通信社) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 1 月 26 日 14:18:47)
白川公園のホームレス小屋撤去
名古屋市が行政代執行
ホームレスのテントを撤去する名古屋市職員ら=24日午前10時52分、名古屋市中区の白川公園で
名古屋市中区の白川公園に住んでいるホームレスに対し、市は二十四日早朝から行政代執行法に基づき、テントや小屋など七物件の強制撤去を始めた。一部でもみ合いがあったものの、逮捕者やけが人は出なかった。名古屋市がホームレスの物件撤去に踏み切るのは、一九九八年九月の若宮大通公園(中区)以来、二度目。
市は、樹木を剪定(せんてい)し花壇をつくる白川公園の改修工事を理由に、昨年十月から行政代執行法や都市公園法に基づく手続きを進め、テントなどの自主的な撤去を迫っていた。今月二十一日には「行政代執行令書」を出し、一カ月以内に市が強制撤去を行うと通告していた。
改修工事前の昨年七月に五十人以上いたホームレスは徐々に退去したが、八人が居残り。支援者らは「愛知万博に間に合わせようと、立ち退きを迫っている」「ホームレス支援策は不十分」などと、市側に方針転換を申し入れていた。
市によると、二〇〇二年に「ホームレス自立支援法」が施行されて以来、行政代執行によるテントなどの強制撤去は全国で初めて。
物件撤去を迫った理由について、市は「改修工事の支障になるほか、市科学館や美術館に隣接しており、市民から『子どもが安心して遊べる場にしてほしい』と苦情が寄せられていた」などと説明している。
市によると、市内のホームレスは二〇〇四年六月の調査で約千四百人。〇二年以降、体調を整えるための「緊急一時宿泊施設」(シェルター)と、就職活動をする「自立支援センター」の計四カ所を整備してきた。
〇四年六月までの二年間で、これらの施設から就職するなど自立を果たした人は約三百人。さらに民間団体の支援でアパートに入居した約四百人を加えると、計七百人が路上生活から脱した。
しかし、この二年間のホームレスの減少幅は約三百人にとどまり、市健康福祉局は「対策を追いかけるように、新たなホームレスが生まれているのが実情」としている。
http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20050124/eve_____sya_____010.shtml