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(回答先: 対中貿易、日米間を上回る 戦後初、アジア依存鮮明 (共同通信) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 1 月 26 日 11:13:51)
中国:投資規制強化や利上げなど、1-3月の指標見て決定へ−政府エコノミスト
1月26日(ブルームバーグ):中国国家発展改革委員会の調査部門、国家信息中心(国家情報センター)のエコノミスト、祁京梅氏は26日、北京でインタビューに答え、同国は第1四半期(1−3月)の指標を見定めた後に、融資規制の対象業界拡大や追加利上げなどの景気抑制策について決定するとの見方を示した。
同氏は、景気抑制に向けた措置には「投資規制をより多くの業界に拡大することや追加利上げ、預金準備率の引き上げなどが考えられる」と語った。
中国国家統計局の25日の発表によると、同国経済は2004年第4四半期(10 −12月)、予想に反して9.5%成長に加速した。政府の規制策が奏功し、投資拡大とインフレは減速したものの、堅調な輸出と農産物の収穫増が成長率を押し上げたとしている。
祁氏は「マクロ経済政策の効果で固定資産投資の拡大はすでに鈍化した」と指摘する一方で、「成長率が今年も9%を超えるようならば、輸送網やエネルギー面のボトルネックは悪化するだろう。この場合、政府はより思い切った措置を迫られるかもしれない」と述べた。
中国は昨年、土地売買の停止やプロジェクトの認可拒否など主に行政的手段によって過熱業界への投資抑制を図った。今年は金利などの市場中心の手段によって、投資と成長率の制御を目指す考えを示している。
米リーマン・ブラザーズ・ホールディングスは25日、中国人民銀行が1年物貸出金利を年内に70ベーシスポイント(bp、1bp=0.01ポイント)引き上げ6.28%とするとの予想を示した。中国は昨年10月に、9年ぶりの利上げを実施している。
また、スイスのUBSのアジア太平洋地域チーフエコノミスト、ジョナサン・アンダーソン氏は24日、中国が預金準備率を9%に引き上げるとの見通しを示した。準備率は昨年4月に、7.5%に引き上げられている。
祁氏は、第4四半期の予想以上の高成長を受けて、2005年の成長率見通しを8.8%と、従来の8.5%から引き上げる可能性があると語った。JPモルガン・チェースとリーマンは統計発表を受けて、それぞれ2005年の成長率予想を8.5%(従来予想は8.2%)と8.8%(同8.3%)に引き上げている。
原題:China May Target More Industries for Curbs, Economist Says(抜粋) {NXTW NSN IAWB2P1A1I4H 更新日時 : 2005/01/26 10:05 JST
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東京 木下 晶代 Akiyo Kinoshita akinoshita2@bloomberg.net Editor: Kakuta
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