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花粉:大量飛散でGDP0.6ポイント押し下げ
毎日新聞 1月24日
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050125k0000m020066000c.html
第一生命経済研究所は、過去最大規模と言われる今春のスギ花粉の大量飛散が日本経済に及ぼす影響をまとめた。レジャーや食事などの外出が手控えられることで、1〜3月期の個人消費は前年同期に比べ7549億円減少し、実質GDP(国内総生産)成長率が0.6ポイント押し下げられる可能性があると試算、景気に悪影響を与える恐れがあると分析している。
同研究所は過去10年の調査で、7〜9月の平均気温と翌年1〜3月期の個人消費に相関関係があることに着目。猛暑だった翌春には花粉の飛散量が増えて、外食やレジャー、百貨店の売上高などに悪影響を及ぼすとして「前年夏の平均気温1度上昇で、翌春の実質家計消費支出が0.63%減」との計算式を割り出した。
昨夏は平均気温が前年比2.05度上昇したため、実質家計消費で同1.3%減少し、個人消費は7549億円程度の落ち込みとなった。マスクなどの保険医療費や花粉症対策の栄養補助食品を含むお茶類など「花粉症特需」もあるが、関連商品への支出増は639億円程度にとどまり、経済全体への影響はマイナスが大きく上回った。【竹島一登】
毎日新聞 2005年1月24日 19時54分