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(回答先: 追加・ドル札づくりはアメリカ最大の産業の一つ? 投稿者 侠骨 日時 2005 年 1 月 23 日 07:01:35)
《米大統領の演説要旨》
ブッシュ米大統領の就任演説要旨は次の通り。
◇
憎悪と怒りの支配を打ち破り独裁者の正体を暴露し、適切で寛容な希望に報いることができる唯一の力が自由の力だ。
わが国における自由の存続は他国での自由の実現にますます依存しつつある。世界の平和は自由を世界中に拡大することによって達成できる。
すべての国で民主化運動と制度の発展を求め、それを支持することが米国の政策であり、最終的な目標は世界の専制政治を終わらせることだ。
われわれは必要なら自らと友好国を守るため武力の行使も辞さない。自由は本来、市民が選ぶもので、法の支配と少数者保護により守られなければならない。米国は米国型統治の政治形態を押しつけることはしない。
われわれの目標はそれぞれの国が国民の声を聞き、自らの自由を希求し個々の進むべき方向をみつけるようにすることだ。米国の影響力は無限ではないが、相当なものであり、われわれは自由の大義のため自信を持ってこれを行使していく。
私の最も厳粛な職務はこの国と米国民をさらなる攻撃や脅威から守ることだ。米国の決意を試そうとするのは愚かなことであり、決意が強固であることを知るだけだ。
専制国家に住み、希望を失っているすべての人々は、米国が抑圧されている人々を無視することなく、抑圧者を許さないということを分かるだろう。あなた方が自由の側に立つとき、われわれはあなた方に味方する。
無法国家の指導者たちは、われわれが今も、リンカーン元大統領の「他人の自由を否定する者は自由を得るに値しない。公平な神の支配の下では永らえることはできない」という言葉を信じていることを知るだろう。
国民に奉仕するために信頼されなければならない。民主化を進め、公平を実現するなら、米国は支援をためらわない。
米国は同盟国の友情に感謝し、助言や支援を必要としている。自由国家間の分断は自由の敵の主要目標でもある。民主化拡大のための自由主義諸国間の一致した努力が敵の敗北の序曲となる。
今日、私は国民に改めて言いたい。私は米国の安全のため、忍耐と困難な任務を求めてきた。わが国は、実行には困難が伴うものの放棄することは不名誉であるという義務を受け入れてきた。
われわれは他の国を解放するという伝統に基づいて行動し、それによって何千万という人が、自由を達成した。さらに何百万人が自由を達成できるという輝かしい希望を持っている。われわれの努力は、人間の心に灯火をともし、いつの日か自由の灯火は世界の闇の部分をも照らすだろう。
米国は「アメリカの自由」という任務のために、理想と勇気を必要とする。アメリカの自由という理想の中で、人々は窮乏の中での生活ではなく、尊厳と経済の独立という保証を得るだろう。
米国民に将来への期待を示すため、学校教育を最高水準に引き上げ、オーナーシップ・ソサエティーを創造する。われわれは、住宅の保有、事業の機会、退職者の貯蓄、健康保険制度を拡大し、それによって自由な社会における人生の挑戦を容易にする。すべての米国人に、自ら運命を切り開かせることで、恐怖と欠乏ではなく偉大な自由を与え、われわれの社会をより繁栄した平等なものにするだろう。
アメリカの自由という理想は市民の権利、高潔性、他人への寛容、自らの人生への規律に基づいている。わが国が直面する課題は多い。こうした課題はわれわれに団結をもたらす。経歴、出身が異なる米国人は、いずれも自由を促進することで団結しているからだ。
われわれは自由の究極的勝利に向かって進む。勝利は確実なものではなく人間の決意によってもたらされるものだからだ。われわれは自信を持っている。自由は人類の永久の期待であり、闇の地域における強い願望、魂の憧憬(しょうけい)であるからだ。
アメリカ、この若い国は、全世界とそこに住む人々に対して、自由の普遍化を宣言する。日々強まり、試練を受け、しかし、緩むことのない力をもって、われわれは、自由の歴史における偉大な成功に向かって進む。
(ワシントン 気仙英郎、樫山幸夫)
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