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(回答先: [ldFn]増谷栄一の経済コラム: 米金利、今年前半までに3.25%にまで上昇の予想広がる 投稿者 愚民党 日時 2005 年 1 月 24 日 04:28:44)
[ldFn]米投資家、株式投資を手控える傾向=国内景気の先行き不透明やインフレ・金利上昇懸念で
[ライブドア・ファイナンシャル・ニュース 23日 東京] AP通信によると、最近の原油高騰や企業業績の先行き不透明感、さらにはインフレと金利上昇に対する懸念から、米国の投資家は株式投資から資金を移す傾向が強まってきている。
ダウ平均株価指数よりも広範囲な銘柄をカバーするS&P500種株価指数は、米国の景気が先行き成長が鈍化すると見られるなか、投資家は様子見気分を強めて、積極的な売買を手控えているため、今年に入って、すでに3.6%も下落している。投資調査会社のトリムタブス・インベストメント・リサーチによると、米国の株式投信からは、1月20日時点で推定29億ドルの資金が流出、1年前の昨年1月は315億ドルの資金が株式投信に流れ込んだのとは対照的になっている。
米国の投資家が関心を持っているのは海外投資だが、利幅は薄いのが実態で、このため、トリムタブスによると、今年に入ってからこれまでに、23億ドルの資金が国際的な外国株投信に流れたと推計しているが、これも1年前の昨年1月末の114億9000万ドルと比べると、はるかに少ない。債券やハイブリッドファンド(株式や債券などさまざまなポートフォリオを組み込んだもの)への投資は前年に比べて横ばいか、マイナスとなっている。
こうした慎重な投資姿勢を反映して、株式で堅調なのは、景気や金利の変動に影響を受けない生活必需品やエネルギー、電力、ガスなど公益企業などのディフェンシブ株で、軟調なのはハイテク関連セクターだ。
ハリス・プライベート・バンクのジャック・アブリン主席投資担当は、年が明けてから、投資家は経営内容がしっかりしている銘柄、特に配当を実施している銘柄を選好していると指摘する。アブリン氏のS&P500指数の構成銘柄分析によると、先週は、株式投資判断が最も高い銘柄は0.2%上昇したのに対し、最低格付の銘柄は2.5%下げていた。無配企業は1.5%下落している。
また、同氏は、「投資家は質の取引に回帰してきている。これまでの2年間はリスクを取ってでも投資をしてきたが、最近はリスクを取ることに臆病になってきていて、利益の伸びが高い成長株への投資を整理して、業績に対する予想がし易いトイレットペーパーや歯ブラシを作る企業に投資先が移ってきている」という。
投資家は、金利の上昇を嫌っているとの分析もある。金利が上がれば、最終的には資本調達コストがかさみ、企業の利益率を押し下げるためだ。FRB(米連邦準備制度理事会)の金融政策決定会合であるFOMC(米連邦公開市場委員会)は、2月1-2日に会合を開く予定だが、この次回会合で、FF(フェデラル・ファンド)金利の誘導目標を0.25%ポイント引き上げるものと見られており、各地区連銀の総裁は利上げのペースを今より早める可能性さえ指摘している。 (了)
山中泉記者
(参照:http://blog.livedoor.jp/cowboymstn/)
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23日23時21分
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__951185/detail