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ダヴォス会議、錚々たる出席者
Qui "fera" Davos: Abou Mazen, Bill Gates ou Sharon Stone?
ダヴォスの主役は誰:アブ・マゼン、ビル・ゲイツ、それともシャロン・ストーン?
1月20日付け ラ・リベルテ Vincent Chobaz
元記事はこちら http://www1.laliberte.ch/journal/jo_archives.cfm?vDest=vtArtikel&id=188914
毎年この時期、スイス東部グラウビュンデン州のリゾート地、ダヴォスで開催される世界経済フォーラム(WEF、通称ダヴォス会議)の今年の出席者に関するリベルテの記事をご紹介します。
他に政治家ではナイジェリア・南アフリカの両大統領、中国副首相、フランスから財務・経済大臣(追記:21日にはシラク大統領の出席も発表されました)、財界からはヒューレット・パッカード、Dell、ファイザー製薬の社長なども参加します。きら星のような有名人ばかりですが日本人の名が見えないのがちょっと痛い。
(翻訳はじめ)
毎年、ダヴォス経済フォーラムは時事ニュースで彩られる。911テロ事件、イラク戦争、はたまた石油価格の高騰など、次々と考察テーマが主催者に与えられる。これで正午から14時まで2時間は持つだろう。しかしさて、会議の翌週は?どんなテーマでも本当に無視できないものとはいえず、忘れ去られてしまう。もちろん、今年は津波やイラク選挙のニュースがあるが、人々がこれだけにかかりきりになるほどの力は持っていない。自然災害のほうは発生のタイミングが遅すぎ、しかも一週間(26日から30日まで)のフォーラム開催中、人々の頭脳を占拠するには地理的にあまりにも遠い場所の出来事であった。別の中心的話題を見つける必要がある。
フォーラムの主催者は、彼らなりにこれに対処した。各会議に参加する2250名の参加者全体を集めた総会において、あらかじめ主催者側が選んだ12テーマの中から6つの主要議題をはじめて選ぶことになったのだ。現在主催者側が選んでいるテーマは「国際社会におけるヨーロッパの位置」「米国のリーダーシップ」、中国、中東問題、大量破壊兵器、地球温暖化などなどだ。テーマの幅はあまりにも広く、小さなグラウビュンデンの会議を台無しにするリスクがある。
そのため、ダヴォスはかつてないほど強烈な個性を持つ参加者を必要としているのだ。
シモン・ペレスも
今回のフォーラムの最大の目玉がパレスチナ自治政府の新議長、マハムード・アッバス(アブ・マゼン)の参加であるとダヴォスは発表した。さらに、イスラエル政府のナンバー・2、シモン・ペレスもグラウビュンデンのリゾート地に移動する予定だ。スイスのミシュリン・カルミ・レ外務大臣は、ノーベル平和賞受賞者シモン・ペレスの出席を利用して、ガザ地区からのイスラエル撤退計画に関する円卓会議を開催する。
新しい出発
ダヴォス会議において、政治問題の比重はますます高まっている。2005年の主な参加者の顔ぶれはまたしても国家元首たちだ。昨日行われたフォーラム直前の記者会見の席上で、元首クラスの参加者の紹介に割かれた時間の長さと注目度の高さがそれをよく証明している。それに比べると、会議に参加する実業家の紹介は短く、慇懃なものでしかなかった。
ダヴォス会議の発起人、クラウス・シュワッブは昨日ジュネーヴで「これはフォーラムの新たな出発なのです。つまり、最近実権を握った政治家や財界人を世界の桧舞台へと押し上げるための場所なのです」と要領よくまとめた。そして最近選出されたばかりの多数の政治指導層の参加を発表した。その中にはウクライナ大統領のヴィクトル・ユーシェンコ、欧州委員会委員長のホセ・マニュエル・バローゾの名も見える。合計で23名の国家元首と70名ほどの各国閣僚の参加が予定されている。スイスからは5名の大臣がダヴォスで発表を行う予定だ。ドイツ首相のゲルハルト・シュレーダーも、ブラジルのルラ大統領も参加する。昨日ジュネーヴでは同様に英国のトニー・ブレアの名もささやかれた。
アメリカの参加者はどのようになっているのだろうか?大勢の会社社長は大挙して乗り込んでくるが、それに反して政治家の数は少ない。今のところ、この米国政治家の参加者の少なさが、まさしくこの会議の豪華なキャスティングの主な弱点となっている。数名の大統領補佐官と少数の上院議員の出席が見込まれており、その中にはジョン・ケリーの名も含まれている。しかしながら現在までのところ、新ブッシュ政権の中枢の参加は発表されていない。
この布陣における財界からの出席者はというと、約500名の企業経営者の参加が予定されており、中でもダヴォス・フォーラムの正真正銘の常連であるダニエル・ヴァゼッラ(Novartis)、ビル・ゲイツ(マイクロソフト)、ペーター・ブラベック(ネスレ)、アンドレ・クデルスキーらに注目が集まっている。
「芸能人」サイドでは、2005年は特にレベルが高い。カメラマンらは歌手のボノやピーター・ガブリエル、作家のパウロ・コエリョ、女優のアンジェリーナ・ジョリー、シャロン・ストーン、キャロル・ブーケらにひっきりなしにフラッシュを浴びせかけることになるだろう。
(翻訳おわり)
http://blog.livedoor.jp/media_francophonie/archives/12719273.html
http://blog.livedoor.jp/media_francophonie/
ダボス会議に参加
今月26日から、世界経済フォーラム(WEF、ダボス会議)が開催される。WEFは、マイクロソフトやナイキなど世界中の大企業のリーダーや経済閣僚が集まる象徴的な会議。その場所に、「世界でもっとも傑出した社会起業家」に選ばれた東京とロンドンに拠点を置くフェアトレード団体「フェアトレード・カンパニー(株)」(東京・自由が丘)の代表サフィア・ミニー氏らが異例の出席をする。
フェアトレードとは、途上国の立場の弱い生産者を支援する新しい貿易の仕組み。WEFに参加する企業のこれまでの商売とは正反対の理念である。WEFは市場主義や新自由主義を普及する黒幕・シンボルとして、世界の人権・環境NGOや労働組合などが痛烈に批判している。
そのためWEF開催時には「もうひとつの世界は可能だ」を標語に掲げる世界社会フォーラム(WSF)も大規模に開催され、昨年のムンバイ会議には同社も参加していた。
ミニー代表は「WEFで、もし何人かフェアトレードに興味や理解を示す相手と関係を作れれば、その後フェアトレードを広める大きなステップになると期待しています」と意欲を示している。同社の参加と働きかけは、グローバル化で貧富の差が拡大する一方の経済システムが変わる、歴史的な一歩となるのか。
(編集部 平井康嗣)
http://www.kinyobi.co.jp/KTools/antena_pt?v=vol541