現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産38 > 514.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
○損保・生命・銀行・証券の壁を取り払うバンカシュアランス方式へ日本経済転換中
間接金融から直接金融の時代へ
あなたの金融力は大丈夫?
野村証券は三井住友海上火災保険グループの生命保険子会社が引き受ける死亡保険の販売を始めた。中小企業経営者を対象にした節税商品。証券に限らず、様々な金融商品を扱うことで経営者のニーズに応える。損保側にとっては販売網を広げられる。特定分野とはいえ、大手証券と大手損保が組んで、業態を超えた金融競争に対応する。
野村が扱うのは三井住友海上きらめき生命保険が引き受ける「逓増定期保険」。保険料を一定額払い続けると段階的に死亡保険金が大きくなる仕組み。保険料が損金扱いとなり、企業の節税につながる。解約時の返戻金を経営者の退職金に充てられる。販売先は、主に中小企業の経営者を想定している。
野村はすでにオランダ系のアイエヌジー生命保険の逓増定期保険を販売している。保険金の上がり方など商品性が異なるため、新たに三井住友海上系の商品を扱うことで、幅広いニーズに対応する。上場予備軍である中堅・中小企業と、富裕層が多いその経営者の囲い込みを進める。
野村は個人向けでは、主に中高年の富裕層を対象に、日本、第一の国内2社を含む四生保の変額年金保険を販売している。個人・中小企業向けの金融商品販売は、銀行、証券会社が入り乱れて競争が激しくなっている。品ぞろえを増やすことで、顧客への魅力度を高める。
一方、損保の保険販売は代理店が中心。だが、代理店だけでは新しい顧客を開拓するには限界があり、販売網の拡大が大きな課題になっている。