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コクドと西武鉄道、合併を検討
FujiSankei Business i. 2005/1/22
西武グループ経営改革委員会(諸井虔(けん)委員長=太平洋セメント相談役)は21日、西武鉄道グループの再編案として、コクド(東京都渋谷区)と西武鉄道(埼玉県所沢市)を合併する方向で検討に入った。
東京都港区の東京プリンスホテルで同日開いた、第10回改革委員会後の会見で明らかにした。
会見のなかで諸井委員長(76)は「(コクドを)分割して合併する案が有力候補」と述べた。コクドから重荷となっているレジャー事業など赤字部門を切り離し、健全な事業のみを西武鉄道と合併する考えだ。この過程で、西武鉄道の資本を増強することも検討。増資額は今後詰めるが、1000億円以上になる見通しだ。
諸井委員長はまた、同グループのオーナーである堤義明氏(70)の弟、康弘氏(66)と猶二(ゆうじ)氏(62)の2人から「コクド株の大半は堤家のもの。われわれにも相続する権利がある」とする手紙を受け取ったことも明らかにした。康弘氏は豊島園を運営するインターベストトレーディング取締役、猶二氏はグループ外で仕事をしている。
グループ再編案は、グループ内に設置した「コンプライアンス・コーポレートガバナンス(法令順守・企業統治)チーム」と「グループ再編チーム」が原案を作成。その後、同経営改革委員会での検討を経て決定する段取りだ。
両チームは20日夕に初めて合同会議を開き、21日未明まで話し合いを続けた。結論には至らなかったものの、方向としては事業分割と合併を組み合わせた方式が有力になった。予定では今月末に再編案をまとめることになっている。
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/art-20050121215139-RYDLAYBHRF.nwc