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社会保険庁の職員が業者から監修料を受け取っていた問題で、厚生労働省は十三日、「現金の組織的管理はなかった」と昨年十月に発表した内部調査が事実と異なりずさんだったとして、担当の辻哲夫厚生労働審議官ら幹部数人を国家公務員法(信用失墜行為)に基づき厳重注意などの処分にすることを決めた。
汚職事件で社長が逮捕・起訴されたカワグチ技研からせんべつなどを受け取った職員約百人も、懲戒免職を含む大量処分にする方向で、国家公務員倫理審査会に諮る。新たな調査結果は十四日に公表されるが、ずさんな調査で処分されるのは極めて異例。
監修料をめぐっては、二〇〇三年度までの五年間に厚労省と社保庁の職員延べ千四百七十五人が総額約十億円を受け取っていたことが、昨年の内部調査で判明。厚労省は調査結果の発表で「各課の庶務係長がそれぞれ管理していた」と説明していた。
しかし事実と異なるとの指摘があり、追加調査した結果、各課の庶務担当から経理課に渡され、経理課が一部をプールした上で各課に分配するなど、組織ぐるみで管理していたことが分かった。
さらにカワグチ技研に関する調査では、同社が社保庁の元地方課長渡辺俊之被告=収賄罪で起訴=らをグアムへのゴルフ旅行に接待していたことが判明した。同被告以外に海外旅行接待や現金提供を受けていたのは室長ら二人で、懲戒免職処分の方向。渡辺被告は十四日に懲戒免職とする。
また、カワグチ技研は中堅幹部以上の職員に広く数千円程度の中元、歳暮を贈っていたほか、多くの職員にせんべつを渡しており、受け取った職員は約百人に上った。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20050114/mng_____sya_____008.shtml