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【シリコンバレー=小柳建彦】米半導体工業会(SIA)がまとめた2004年11月の世界半導体売上高は前年同月比18.0%増の190億2000万ドル(約1兆9500億円)だった。伸び率が20%を割り込んだのは03年9月以来14カ月ぶりで、需要の伸びの鈍化が一段とはっきりした。ただ前年割れとなるような失速は回避している。
月間の世界半導体売上高は02年7月から前年同月比でプラス成長が続いている。特に03年11月から04年9月までは成長率が25%を上回る好景気が続いた。昨年夏からは半導体メーカーや半導体を使った電子機器メーカーが持つ在庫が膨らみ、各社とも生産ペース抑制などで在庫を調整し、成長が減速してきた。
もっとも、主な半導体の用途であるパソコンや携帯電話機、デジタル家電などの最終需要は底堅く推移しており、緩やかな生産抑制のみで在庫が減ってきているもよう。SIAのジョージ・スカリーズ専務理事は「今年1―3月期の末までに在庫問題はほぼ解消する見込み」との声明を出した。