現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産38 > 362.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
産業再生機構が支援決定した大手スーパー、ダイエーの事業再生計画で、今後新規出店する食品スーパーの事業概要が30日、明らかになった。
東京や大阪などの大都市圏に5年間かけて100店舗を出店、これに伴う設備投資費を394億円と見込む。高齢者を主な顧客層に想定し、商圏は徒歩や自転車で買い物に来る半径数キロ・メートルに設定する。インターネットで注文を受け付け、宅配サービスを展開するほか、一部店舗は24時間営業とするなど「新しい都市型スーパー」を目指す。総菜などの調理済み食品の品ぞろえも充実する。
売り場面積は1000平方メートル程度と、1万平方メートル前後の総合スーパー(GMS)とコンビニエンスストアの中間的な規模とする。出店先は、都心から約20キロ・メートルの範囲で、半径500メートルに3500世帯以上ある場所で、首都圏と近畿圏で約1400か所が候補に挙がっている。
事業再生計画は、ダイエーに3分の1を出資して経営支援するスポンサー企業に対し、出資の2年後に再生機構から改めて17%分の株式を取得して出資比率を50%超とする権利を与えることなども盛り込んだ。
◆GMS=General Merchandise Storeの略語。衣・食・住に関連した商品を中心に、幅広く扱う総合スーパーを指す。
ダイエー、イオン、イトーヨーカ堂などが全国に展開しているが、近年、収益性の低下が指摘されている。