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2004年 12月 24日 金曜日 14:59 JST
[東京 24日 ロイター] 小泉首相や福井日銀総裁らが出席し、政府・日銀の定例会合が24日正午過ぎから開かれた。会合では、来年の世界・日本経済について意見交換が行われたほか、デフレ脱却に向け、政府・日銀が一体となって努力することが確認された。
終了後、出席者が記者団に対して明らかにした。
会合の内容について、福井総裁は、「来年の世界経済と日本経済について、いろいろと意見交換した」と述べた。出席者からは、景気は底堅いとの見方が示されたという。
福井総裁は、来年の経済について、「ペイオフの全面解禁がある。持続的な回復とデフレ脱却の同時達成を目指した経済がますます大事になってくる」とした。
こうした経済の下、政府・日銀は、デフレ脱却に向けた協調を確認。谷垣財務相は、「まだデフレ脱却をしているわけではなく、政府・日銀が一緒になってがんばろうと。そういう表現ではなかったが、そういうことではないか」と説明した。
また、日銀の武藤副総裁は、デフレ脱却に関して、「(日本経済は)現在踊り場にあるが、来年度のしかるべき時点から巡航速度にもどるとのシナリオを前提に意見交換した」と語った。
日銀が2005年度に割引短期国債(TB)の再乗換実施を決めたことで、市場からは、日銀が国債管理政策に組み込まれていくとの懸念が出ている。ただ、今日の会合では、国債管理政策についての話は、「特に出なかった」(福井総裁)という。2005年度予算では、プライマリーバランス(基礎的財政収支)が2年連続で改善することを挙げ、福井総裁は、そうした方向を将来にわたって続けていくことが必要との認識を示した。
小泉首相からは、「引き続き政府と日銀が呼吸を合わせて、しっかりやっていきましょう」との話があったという。
会合には、小泉首相、細田官房長官、谷垣財務相、竹中経済財政・郵政民営化担当相、日銀の福井総裁、武藤副総裁、岩田副総裁が出席した。
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