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東アジアの銀行改革
常務取締役国際本部長 宮崎 衛夫
http://www.ufji.co.jp/publication/sricreport/501/11.pdf
東アジア諸国は経済危機発生から2 年余が経過し最悪期を脱した。しかし、この危機で崩壊したこれら諸国の銀行システムの改革(Banking Reform)は、まだ緒についたところである。銀行改革を急がなければ、もう一つの課題である企業リストラクチャリング(Corporate Restructuring)も進まず、アジア諸国は真の回復を遂げ持続可能な経済成長の基盤を築くことは不可能である。本稿では最も深刻な状況にあるインドネシア、タイを中心に銀行改革の道のりをまとめた。
はじめに
金融破綻の要因
過度の自由化
資金運用調達の失敗
「汚職、癒着、縁故主義」の蔓延
インドネシア、タイにおける金融改革
インドネシア
タイ
銀行改革のための課題
法規制の確立と運用
預金保険制度の確立
銀行監督制度の充実
コーポレート・ガバナンスの構築
自主経営能力の向上
人材の育成
期待される日本の貢献