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【ワシントン=小竹洋之】米連邦準備理事会(FRB)は16日、11月10日に開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録を発表した。米国の財政収支と経常収支の「双子の赤字」の拡大を懸念するとともに、一段のドル安で物価の上昇が加速するリスクを警戒していたことが明らかになった。
11月のFOMCでは米経済の底堅い成長が持続していることを確認し、6月末から4回連続の利上げに踏み切った。議事録によると、個人消費や雇用の改善などを踏まえ、すべての委員が0.25%の追加利上げを支持した。ただ「エネルギー価格、財政政策、対外部門に大きな不確実性がある」との認識で一致。多くの委員が連邦政府予算の膨張を警戒し、「双子の赤字」を削減するために財政規律を強化すべきだと訴えた。最近のドル安は米国の輸出拡大を促すものの、主要貿易相手国の景気減速で歯止めがかかり、米国の国内総生産(GDP)に対する経常赤字の比率はさらに上昇するとの見方が大勢を占めた。「一段のドル安とエネルギー価格の上昇はインフレ加速のリスクになる」との懸念も多かった。 (10:28)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20041217AT2M1700G17122004.html