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公的年金積立金の一部を株式や債券で運用する年金資金運用基金は16日、2004年7―9月期の運用実績を発表した。運用利回りはマイナス0.11%で2003年1―3月期以来、6四半期ぶりのマイナス。日米景気の減速懸念などを背景に国内株式運用で損失が生じたことが響いた。運用損失は572億円。2004年度上半期(4―9月)でみると、運用利回りは0.67%だった。
各資産別の利回りをみると、最も低調だったのが国内株式。内外景気の減速懸念や原油価格の高騰で株価が下落、利回りはマイナス6.86%に落ち込んだ。上半期通算(マイナス5.65%)も含め、全資産で唯一のマイナスとなった。一方、最も好調だったのは外国債券で5.37%。為替相場が円安に振れたことで、円換算での収益率が高くなった。国内債券は1.74%、外国株式は0.82%だった。同基金は2001年度に公的年金積立金を運用していた年金福祉事業団から資産を受け継ぎ発足した特殊法人。2004年3月末時点で累積損失1兆6000億円を抱えている。今年度に入り9月末までの運用益は3328億円で、なお約1兆3000億円の累損が残る。 (23:46)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20041216AT1F1601A16122004.html