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12月9日(ブルームバーグ):米労働省が9日に発表した4日に終わった1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は、前週比8000件増の 35万7000件となった。前週は34万9000件で、速報と一致。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト調査で、4日に終わった週の失業保険申請件数は、33万5000件(中央値)への減少が見込まれていた。
リーマン・ブラザーズのエコノミスト、ジョン・シン氏は、「労働市場はわずかに改善しているが、一貫した力強い伸びは見られない」と指摘、ただ、「石油価格が低下するにつれ、企業は採用に対してそれほど後ろ向きにならなくなるだろう」と分析した。
失業保険申請件数の4週間移動平均は34万1250件と、前週の33万 6500件から増加した。4日まで1週間の季節調整前の申請件数は46万 7554件で、前年同週(48万6202件)を1万8648件下回った。雇用環境の改善を受けて、季節調整前の申請件数は11月27日に終わった週にかけて前年同週を4万件前後下回って推移してきたが、最近週には前年比のマイナス幅が縮小した。
失業保険を2週間以上継続して受け取っている受給者総数(季節調整後)は11月27日までの1週間で279万6000人と、前週の270万5000 人から9万1000人増加した。同項目の4週間移動平均は275万6250人(前週275万9250人)と、2001年5月以来の最低水準だった。
原題:U.S. Jobless Claims Unexpectedly Increased Last Week (Update1)(抜粋) {NXTW NSN I8GJUQ076GHT
翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:
ニューヨーク 高井夕起子 Yukiko Takai ytakai@bloomberg.net Editor:Yamahiro
記事に関する記者への問い合わせ先:
Joe Richter in Washington Jrichter1@bloomberg.net
記事に関するエディターへの問い合わせ:
Kevin Miller kmiller@bloomberg.net
更新日時 : 2004/12/09 23:25 JST
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003017&sid=aAJzBAhSeP50&refer=jp_news_index