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第7回中国・欧州連合(EU)首脳会談への出席のためにオランダ・ハーグを訪問中の温家宝総理は8日、記者会見での質問に対し、「われわれの改革の方向は、管理された変動為替制度を実行することだ」と述べた。温総理は、柔軟性のある人民元レート決定メカニズムの実行の上で考慮すべき点として、次の3点を挙げた。
(1)中国のマクロ経済の安定、市場経済システムの改善、金融システムの整備
(2)中国経済の健全かつ持続的な発展を確保するための、科学的な計画
(3)周辺諸国への影響を考慮し、中国が周辺国家や世界に対して責任を持つこと
温総理は(3)について、「中国は責任感ある国だ。1997年にアジア金融危機が起こったとき、中国は大きな圧力を持ちこたえ、人民元相場の切り下げ回避を保証し、世界経済の安定に貢献した。われわれが今日、人民元レート決定メカニズムに対して改革を行う場合も、世界経済全体への影響を必ず考慮しなくてはならない」と述べた。
温総理は、人民元レート改革の期限は提示せず、「レート改革のタイムスケジュールは私が話した3つの要素にかかっている」とした。(編集SN)
「人民網日本語版」2004年12月9日
http://j.peopledaily.com.cn/2004/12/09/jp20041209_45902.html