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米、3.5%成長予測 大統領報告「景気拡大続く」
【ワシントン=気仙英郎】ブッシュ米大統領は十七日、米国の経済政策の指針を示す二〇〇五年版の大統領経済報告を議会に提出した。米経済について、「しっかりした景気拡大が続く」とし、〇五年の実質GDP(国内総生産)成長率が3・5%になるとの見通しを明らかにした。〇五−〇八年の平均成長率は3・3%で、米経済の潜在成長率3・2%を上回るとしている。
経済報告は、昨年の二百万人の新規雇用確保や今年一月の失業率が5・2%と二〇〇一年九月の5%以来の低い水準にあることから、米経済に自信を示した。その上で、「〇五年は月平均十七万五千人、年間二百十万人の新規雇用が生まれる」と強調、今年第四・四半期の失業率は5・3%程度と予測した。
また、財政赤字削減に向けて歳出削減の必要性を指摘し、〇九会計年度までの五年間で財政赤字を半減させる方針を改めて示した。ブッシュ政権が二期目の最重要課題として挙げる公的年金制度については今後、年金財源が枯渇する前に制度改革を断行しなければならないと指摘した。
貿易赤字が主な要因である経常赤字についても「経常赤字は米国内の貯蓄を超える旺盛な国内投資を補うため、海外からの資本流入に頼っていることが要因だ」と分析。米国以外の経済協力開発機構(OECD)諸国の〇五年の経済成長率が3・0%と昨年を上回ることが予想されるため、米国の輸出が増え、貿易赤字は減少するとの楽観的な認識を示した。
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