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住宅金融大手2社の住宅債権買取規制が必要=グリーンスパン
【ライブドア・ニュース 18日 東京】 − AP通信によると、アラン・グリーンスパンFRB(米連邦準備制度理事会)議長は17日に開かれた米下院金融サービス委員会で、議会に対し、大手住宅金融専門会社であるファニー・メイ(米連邦住宅抵当金庫)とフレディ・マック(米連邦住宅貸付抵当公社)が保有するポートフォリオ(主に住宅ローン債権残高)が数十億ドルにも上り、巨額化していることに懸念を示した。
同議長は、「今後、ポートフォリオの拡大が続き、金利リスク変動の影響を避けるためのダイナミックなリスクヘッジが続けば、将来、米金融システムに対する潜在的なシステミック・リスクがかなり高まる可能性がある」と指摘し、現在は差し迫った金融システムへのリスクは見られないものの、ポートフォリオに対する規制を設けることを検討すべきとした。
両社は毎年、銀行などから数十億ドルの住宅ローン債権を購入して、それを担保に証券化し、投資家に転売している。ファニー・メイの株価はニューヨーク市場で17日、前日比2.3%安の60.61ドル、フレディ・マックは同3%安の63.90ドルで引けている。
同氏はまた、住宅価格が一部地域で急騰し続けていることについて、「ある地域ではバブル傾向が見られるが、米国内全体ではない」とし、「米国が今後、バブル崩壊のような状態になるとは思えない」と述べて、住宅市場バブルへの懸念を否定した。【了】
ライブドア・ニュース 平林純子記者
(参照:http://blog.livedoor.jp/emasutani/)
18日10時58分
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__992108/detail