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JT、希望退職に5800人応募 社員3人に1人
日本たばこ産業(JT)は17日、4000人を見込んでいた希望退職の募集に対し、5796人の応募があった、と発表した。全社員の「3人に1人」に当たる。喫煙に対する規制が厳しくなるなか、リストラを進める会社の将来に対する危機意識が浸透してきたのに加えて、1人平均3000万円が支給される退職金(割り増し分を含む)の効果もあったと見ている。応募した人は今年度末(一部は来年度末)に同社を去る予定だ。
JTは国内25工場のうち、すでに7工場を閉鎖。今年3月末には北海道・函館工場など7工場を閉め、1工場を機械センターに衣替えすることでたばこ生産について10工場体制になる。希望退職は、閉鎖工場などに勤務する40歳以上59歳以下で、勤続年数15年以上の社員1万1980人を対象に募集してきた。応募した5796人には、転籍に同意した502人を含んでいる。
希望退職の実施に伴ってJTは05年3月期決算で約2060億円の特別損失を出す。業績には織り込み済みで、同決算は210億円の当期利益を計上する見通しだ。
JTは、前身の日本専売公社から株式会社化した85年には約3万4千人の社員を抱えていた。希望退職に応じた人が社を去る06年3月末には1万人までスリム化する見込み。会見したJTの筧正三副社長は「知っている人間が何人も辞めてしまうので寂しい。これでリストラは終わりにしたい」と話した。
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/keizai/20050217/K2005021703200.html