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12月7日(ブルームバーグ):7日の中国人民元先物相場は上昇。中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁は2日に行った講演の中で、人民元のドル・ペッグ(連動)制は中国の銀行や企業にとってリスク要因となるとの見方を示したことが同中銀のウェブサイトから分かったことに反応した。
それによると、周総裁は「収入と支出の不均衡のなかでの硬直的な為替制度は巨大なリスクとなる」と指摘した。為替制度変更の方法や時期には触れなかった。人民元は1995年以来、1ドル=8.3元付近でドルに固定されている。
CFC証券の投資ストラテジスト、ダリウス・コワルツィク氏は、「発言は国内銀行に対して為替制度変更に備えるよう呼び掛けたものだろう」とした上で、「政策の変化がどちらかと言えば早まるとの観測が高まり、先物市場での人民元買いの要因になるのではないか」と述べた。
香港時間午後1時18分(日本時間同2時18分)現在、人民元先物(ノン・デリバラブル・フォワード=NDF)は、人民元が自由に取引された場合、1年後に1ドル=7.8470元になると予想されていることを示す水準。アジア時間6日遅くは同7.8557元だった。
コワルツィク氏は、中国が2005年下期に人民元の変動幅を5%と、現在の 0.3%から拡大するのではないかとの見通しを示した。
原題:China May Speed Change in Yuan's Value to Curb Price Increases(抜粋) {NXTW NSN I8C6VS0UQVI9 http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=aCkH4fA_My60&refer=jp_top_world_news
翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:
東京 木下 晶代 Akiyo Kinoshita akinoshita2@bloomberg.net Editor:Okubo/Kakuta
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香港 Yumi Kuramitsu ykuramitsu@bloomberg.net
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Beth Thomas bthomas1@bloomberg.net
更新日時 : 2004/12/07 15:13 JST