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(回答先: つけ回し大増税時代 [東京新聞] 投稿者 なるほど 日時 2004 年 12 月 07 日 06:40:42)
今の増税は何ら意味がない。増税をして景気が回復し、財政も均衡するので有れば誰もが賛成するが、そうはならないのが分かり切っているのに増税を持ち出すから、おかしな事になる。
増税してもさらなる景気の深刻化から、財政など均衡しないのは明らかだ。さらに生活が悪化するのが目に見えている。財政を均衡化しても景気が悪化すれば財政など直ぐ赤字になるのが当たり前だ。何が先か何が大事か全く分かっていない。
今年も選挙の年だったので、大いに政府は来年当たりにはデフレが解消すると行っていたが、それは絵に描いた餅にすぎない。今年も又デフレが深刻化している。土地価格が値下がり率が少なくなったと行っても、下がっていることには違いない。日本は土地資本制で有るから、銀行は貸しはがしにでて来るであろう。今は銀行の信用創造の時代ではなく不信用創造の時代だ。
又個人消費が堅調だと行って喜んでいる筋もあるが、それは単に生活レベルを下げないために貯蓄を取り崩しているだけだ。所得増のない消費の増加は、単なる一時の消費に過ぎず長続きしない。よって来年はさらなるデフレの伸張の年になるであろう。
さらなる増税は我々の可処分所得を確実に減らすから、景気が良くなるはずがないだろう。ここ4,5年のデフレにもかかわらず政府の無策が日本経済をそこにまで落とし込んだが、今の政府は今までの景気と同じように思ってそこになれば景気が戻ると思っているようだ。しかしデフレは年々の売り上げ減が続く減少だから、所得もそれに応じて減じさらなる生活レベルの下げた不景気へと発展していくだろう。デフレの怖さを知らない連中が政策を運営している限りこのデフレが続くであろう。今本来することは、消費税の減税であり、高速代金の値下げ、ガソリン税率の低下など、我々が使えば得するような政策である。そこに集中的に投資をするのがデフレから抜け出す道だ。間違っても5、6年前にやった短期の所得減税ではない。日本はアメリカと違って減税分が消費に回らないからだ。今の日本の大問題は、増税すれば税収が増えるとか財政が均衡すると思っている指導層がたくさんいることだ。
増税よりも財政規模の削減の方が現実的な政策である。しかい財政規模を3/2削減すれば、なるほど財政は均衡する可能性はあるだろう。しかしそれでもデフレから脱出できないし、今の日本の大借金は返せないで有ろう。子々孫々まで災いをもたらすであろう。