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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041203-00000906-reu-bus_all
インフレリスク大きくないが物価圧力への警戒必要=FRB理事
[ワシントン 2日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ理事は2日、成長が加速してもインフレは抑制される見通しだが、FRBは景気の緩みがなくなる中で、物価圧力に対して警戒する必要がある、と指摘した。
同理事は、当地での講演後、記者団に対して、「インフレおよびインフレ期待感は、引き続き抑制されている」との認識を示し、「どのようなリスク要因が存在するにしても、大きなものではない。しかしながら、経済が完全雇用状態に近付き、価格決定力が若干反転しているため、インフレ圧力が再び台頭しないように、非常に警戒する必要がある。ただし、現在のところ、インフレは、上手く制御されているように思われる」と語った。
同理事は、米労働市場は改善していると考えており、3日公表の11月の米雇用統計は良好な数字になると述べた。
また、2004年第4・四半期の国内総生産(GDP)伸び率は、第3・四半期の伸び率に近いか、それよりかなり高い伸びとなり、2005年は成長が持続し、景気の緩みがなくなるとの見方を示した。