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財務省は2日、05年1月の通常国会に提出する04年度一般会計補正予算案の大枠を固めた。予算規模は4.8兆円で、歳出では新潟県中越地震や全国で相次いだ台風などの災害復旧と防災に1.4兆円を充て、社会保障関係費の増加などに対応するため0.9兆円を計上。歳入は景気回復を受け、04年度当初予算では41.7兆円だった税収を約44兆円に増額する。また、過去の借金の返済を前倒しで進め、財政再建の姿勢を明確にする。
災害復旧は、7月に新潟・福井両県を中心に発生した集中豪雨や台風22号、23号などの水害のほか、新潟県中越地震で被災した国道や橋の復旧などの公共事業が中心になる。04年の道路や河川などの災害被害報告額は11月15日時点で1兆4820億円。既に決定した同地震に伴う応急仮設住宅の設置(91億円)など、04年度当初予算予備費による事業と合わせ、今回の補正で対応する。
財源は、税収増2.3兆円程度と03年度決算の剰余金約1兆円、予算の節減で捻出(ねんしゅつ)した約1兆円など。新規国債は増発しない。補正で税収を増額修正するのは4年ぶり。
また、今回の補正予算で、NTT株式の売却収入を活用した地方自治体への無利子融資制度に関連し、国債整理基金から借り入れ、05年度予算で返済する予定だった0.9兆円を前倒しして返す。【川口雅浩】
毎日新聞 2004年12月3日 3時00分
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/seisaku/news/20041203k0000m020157000c.html