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【ニューヨーク=田中昭彦】米自動車専門誌オートモーティブ・ニューズ電子版は29日、ゼネラル・モーターズ(GM)とフォード・モーターが今年10―12月期に続いて来年1―3月期も減産する計画だと報じた。過剰在庫の圧縮が予想以上に進まないため。米2強がさらに販売シェアを落とす要因になりそうだ。
同誌によると、両社ともに前年同期約6%減の生産計画になるとしている。メリルリンチの自動車アナリスト、ジョン・カセサ氏によると、今年10月末現在のGMの在庫日数は前年同月より20%増の95日で、フォードは26%増の88日。これに対して日本車メーカーは9%増の53日。
GM、フォードはともに今年10―12月期に7%減、8%減と減産中。インセンティブ(販売奨励金)を上乗せし、年内に過剰在庫の一掃を目指しているが、販売が伸び悩んでいるため、さらに減産する可能性が指摘されている。 (13:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20041130AT2M3000K30112004.html