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中小企業向け融資を手掛ける日本振興銀行で人材流出など動揺が続いている。29日には全額出資子会社「日本振興ファイナンス」が社長の落合伸治氏を26日付で解任したと発表。振興銀が「取締役会に関する資料を外部に持ち出した」と同氏を懲戒解雇処分にしたためだ。落合氏は銀行創設メンバーの1人で、最近は同行総務部付で子会社に出向していた。
10月末には営業担当の専務執行役と審査担当の常務執行役が振興銀を退社。9月末には社外取締役の木村剛氏が同行の筆頭株主に浮上した。落合氏を刑事告発する可能性については「現時点では決めていない」(振興銀)と説明している。
子会社は融資先の開拓を主な業務として10月末に設立し、落合氏が社長に就いた。落合氏の後任には同行営業部執行役代理の中島漸氏が26日付で就任した。4月に開業した振興銀は9月中間期で定期預金を290億円強集めたものの、企業への貸出金は約40億円で、そのうちリスク管理債権が2億円強だった。 (21:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20041129AT1F2901229112004.html
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「【木村剛氏関与の】日本振興銀行が厳しい船出、9月中間決算は赤字 [読売新聞]【預金293億円で中小向け貸し出し40億円】」
http://www.asyura2.com/0411/hasan37/msg/802.html