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11月26日(ブルームバーグ):午後の東京外国為替市場では、ドルが対円で急落。一時1ドル=102円15銭まで水準を切り下げた。市場関係者によると中国が外貨準備における米国債の保有高を削減との観測を受けてドル売りが加速したという。ユーロの対ドル相場は午後2時すぎに1.3320ドル付近まで上昇。4日連続で史上最高値を更新した。
HSBC国際金融本部の荻野金男外国為替部長は、「中国が保有する米債を削減するとの報道や一部金融機関のリポートでドル売りが強まった。ロシアが外準のユーロシフトを検討しているとの発言からの一連の流れでドル資産離れが警戒されている。日本の当局も全般的なドル売り局面のなか対応が難しい。ユーロ主導のドル安が続いている」と指摘した。
ドル・円相場は午後1時すぎに1ドル=102円50銭から102円前半へ急落。電子取引では102円01銭が記録されたが、実際の銀行間のやり取りでは102円15銭がドルの下値として確認されている。その後、一時102円半ばまで値を戻す局面があったが、政府・日銀の円売り介入は行われていないとの声が多い。
米シティグループのリポートによると、中国のFirst Economic and FinanceDaily の報道で、11月25日に上海で中国人民銀行金融政策委員会のメンバーである余永定氏が、中国は既に保有する米ドル建て資産の圧縮に着手しており、米ドル安が中国の巨額の外貨準備に及ぼす影響は限られよう、と述べた、という。
[ 2004年11月26日14時37分 ]
http://news.www.infoseek.co.jp/market/story.html?q=26bloombergaLXFVNnEJyKo&cat=10