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中小企業向け融資に特化した銀行として4月に開業した日本振興銀行(本店・東京都千代田区)が25日、初めての決算となる2004年9月中間決算(単独ベース)を発表したが、本業のもうけを示す業務純益が10億2200万円の赤字、税引き後利益も12億5400万円の赤字で、厳しい内容となった。
資金供給を行うことで中小企業を活性化することを開業の最大の目的に掲げたが、定期預金が293億円集まったのに対し、売り物だった中小企業向けへの貸出金は40億円にとどまり、当初のもくろみ通りにいっていない。このため、「開業2年目」としてきた黒字化の目標を、早くも「開業3年目」に先延ばしした。
振興銀行では、開業からこれまで、7人の取締役のうち2人、9人の執行役のうち3人が退任するなど、経営自体が揺らいでいるとみられかねない事態も起きている。アナリストからも「経営陣が確固たる戦略を築くことが必要だ」との声が出ており、新規参入銀行の行く手は険しい。
(2004/11/25/19:19 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/business/news/20041125i111.htm