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[ロンドン 23日 ロイター] 中国人民銀行の李若谷副総裁は、英フィナンシャル・タイムズとのインタビューで、米国の貿易赤字は持続不可能で、米国はドル安に対処すべき、との見解を示した。
同副総裁とのインタビューは、22日にFT紙のウェブサイトに掲載され、23日付紙面に掲載された。そのなかで副総裁は、「われわれは、国内総生産(GDP)の6%の貿易赤字を持つ米国のような状況には陥りたくない。これは維持できない。人民元の上昇で、米国の失業問題は解決できない。何故なら、中国の労働コストは米国のわずか3%だ。彼らは繊維、靴製造、おそらくは農業もあきらめるべきだ。彼らは航空宇宙などの分野に集中すべきで、我々にそうしたものを売れば、数十億を費やすことになるだろう。貿易は容易に均衡がとれる」と語った。
また、中国は徐々に為替レートの柔軟性拡大に向かっている、と付け加え、「憶測が強まるなかで、我々は(柔軟性拡大に向かって)動けないし、海外からの圧力が強いなかでは動けない。柔軟性拡大に向けて徐々に動く最善の環境は、人々がそれについて話をしない時だ」と述べた。