現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産37 > 629.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
11月11日(ブルームバーグ):韓国銀行は11日に開いた金融政策決定会合で、景気てこ入れに向けて政策金利の翌日物コールレートを0.25ポイント引き下げ、過去最低の3.25%にすることを決めた。通貨ウォンの上昇によって原油など輸入品価格が低下するなか、インフレが抑制されていると判断した。利下げは8月12日以来となる。
ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト14人を対象にまとめた調査では、利下げを予想していたのは2人のみで、予想外の決定だった。
韓国銀行は「個人消費と設備投資は依然として低迷しており、輸出と建設投資の拡大ペースも若干落ちている」と指摘、「こうしたことから、経済成長にとっての下押しリスクが高まるとの懸念が生じている」とした。
10日には米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25ポイントの利上げが決定されている。
韓国銀行の朴昇総裁は、前回10月の政策決定会合で利下げを見送った際、インフレ懸念を理由に挙げていた。
UBS(香港)のアジア金利ストラテジスト、バート・ゴーシェ氏は「最近のウォンの急上昇により、中銀にはインフレ見通しを下方に修正する余地が生じている」と指摘する。ウォンは今年、対米ドルで7.1%上昇しており、騰落率はブルームバーグ・ニュースが集計するアジア・太平洋地域の15通貨のなかでトップ。
原題:South Korean Central Bank Unexpectedly Cuts Key Rate (Update2) (抜粋) {NXTW NSN I6ZU2U07SXKX
翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:
東京 小針章子 Akiko Kobari akobari@bloomberg.net Editor:Kakuta
記事に関する記者への問い合わせ先:
ソウル Seyoon Kim skim7@bloomberg.net
記事に関するエディターへの問い合わせ先:
Christopher Wellisz cwellisz@bloomberg.net
更新日時 : 2004/11/11 12:10 JST
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=ae8aMsTLfOlw&refer=jp_top_world_news